「朝の支度で渋滞が起きる…」 「洗面所がごちゃごちゃしていて落ち着かない…」
そんな小さなストレスを解消できたら、毎日はきっともっと心地よくなるはず。
洗面空間は、暮らしのスタート地点。家族みんなが毎日使う場所だからこそ、少しの工夫で驚くほど暮らしやすくなる空間です。
新築でもリフォームでも、「今だけ」でなく「これから」を見据えた視点で考えてみませんか?
この記事では、新築とリフォームそれぞれの立場に立って、理想の洗面空間のつくり方をじっくりご紹介します。
【新築の場合】
\0から自由に考えられる贅沢を活かして/
新築ならではのメリットは、生活動線や将来の変化も見越した「最適解」を選べること。以下のポイントを押さえておくと、長く心地よく使える洗面空間になります。
▶ 家族のライフスタイルを想定して位置を決める
洗面スペースを脱衣室と別にすることで、誰かがお風呂に入っていても気兼ねなく使えたり、来客にも使いやすかったりと、日々の小さなストレスを軽減できます。例えば、帰宅後すぐに手を洗えるよう玄関近くに設けるなど、生活に沿った配置がポイントです。
▶ 将来の家族構成の変化に備えてスペースを確保
今は夫婦2人でも、数年後には子どもが…というケースも。人数が増えたときに、身支度の渋滞が起きない工夫を。 「洗面所を2か所設ける」というアイデアも有効です。メインの洗面とは別に、サブ洗面を設けて使い分けることで、忙しい時間帯もストレスフリーに。
▶ 掃除のしやすさ・収納力の確保
造作でつくる場合は、物が表に出にくい設計と、水ハネの掃除がしやすい素材や形状を選びましょう。家事の負担を軽くする“見えない工夫”が、暮らしの質を大きく左右します。収納は見た目のすっきり感にも影響するため、生活用品の定位置を意識した設計を。
【リフォームの場合】
\今の不満を、未来の満足に変えるチャンス/
リフォームは、限られた空間のなかで“最大限の快適”を実現することがポイントです。現在の課題や暮らし方の変化を丁寧に洗い出してから計画を立てましょう。
▶ 「なにが不便か」を明確にする ・洗面台の高さが合わない ・収納が足りない/奥まで使いづらい ・照明が暗くて使いづらい ・脱衣室と一緒で、使うタイミングが重なると困る など、不満ポイントをリストアップすることで、改善の優先順位が見えてきます。特に「使いたいときに使えない」不便さは、日々のストレスになりがちです。
▶ 家族の使い方を想像する 朝は誰が何時に使う?洗濯はどこで干す?タオルや下着の収納はどこ?など、1日の生活をシミュレーションしておくと、無理なく機能が整理されて、見た目もすっきり。 また、家族それぞれの生活時間がずれてきたときにも対応できるよう、別の場所にサブ洗面を設けることもおすすめです。
▶ 暮らしに“余白”をもたらす 単に「使える」だけでなく、心地よい空気感を持った洗面空間は、日々の暮らしにちょっとした豊かさを与えてくれます。鏡の形、タイル、照明など、好みの要素を取り入れることで“好きな場所”にしていくことができます。
【まとめ】
洗面空間は、住まいの中でも“暮らしの密度”が高い場所。 使いやすく整っていると、忙しい朝も、ほっとする夜も、リズムよく心地よく過ごせるようになります。
家族の成長とともに変化していく暮らしに寄り添えるよう、先を見据えた設計と、今の不満をしっかり解消する視点。その両方を大切にして、理想の洗面空間をつくっていきましょう。
▶最新の暮らしのヒントや空間づくりのアイデアはInstagramでも発信中! @chigusa_kenchikuをぜひフォローしてチェックしてみてください。
#洗面台リフォーム #注文住宅 #千種建築 #暮らしを整える #洗面空間 #造作洗面台 #家づくりアイデア #暮らしの工夫 #新築マイホーム #洗面インテリア