Instagramや住宅展示場でよく見かける「吹き抜けのある家」。
その開放感やおしゃれさに憧れを持つ方も多いのではないでしょうか。
一方で、「冷暖房が効きづらいって聞くけど…」「音が響くのでは?」など、不安の声もちらほら。
今回は、注文住宅を建てるうえでよくある“吹き抜けの困った”を解決しながら、
吹き抜けのメリット・デメリット、向いている家族像まで、まるごと解説します。
吹き抜けって、そもそも何?
「吹き抜け」とは、1階と2階の間に床や天井を設けず、上下階が空間的につながった設計のこと。
たとえば、リビングの天井をあえて高くすることで開放感を生み出したり、
高窓からの採光を確保したりするケースが代表的です。
最近では、スキップフロアやワークスペースと組み合わせる例も増えてきました。
吹き抜けのメリット
✅ 圧倒的な開放感
天井が高くなることで、実際の床面積以上に“広さ”を感じられます。
✅ 採光の確保
高い位置に窓をつけられるので、1階でも明るく、昼間は照明いらずということも。
✅ 家族の気配がつながる
上下階で声や気配が届きやすく、自然とコミュニケーションが生まれます。
✅ 空間演出として映える
シーリングファンや照明を使えば、ホテルライクな雰囲気にも。設計の幅が広がります。
よくあるデメリットと解決策
🔻 冷暖房効率が悪い?
空間が広がる分、冷暖房が届きにくくなるという声も。
→ 高断熱+高性能サッシ+シーリングファンの活用で解決可能です。
🔻 音が響きそうで心配
吹き抜けは音が上下に伝わりやすくなります。
→ 吸音性のある壁紙や床材を選んだり、間取りでプライベート空間を分離することで緩和可能です。
🔻 掃除が大変そう
照明や高窓の掃除に手間がかかる…
→ 長寿命LED・電動ブラインド・メンテナンスしやすい配置に工夫を。
吹き抜けがおすすめの家族・ライフスタイル
・子育て中で「ながら見守り」をしたいご家庭
・1階に光を取り込みたい土地条件の方
・視覚的に広く感じたいコンパクトな敷地
・デザイン性やホテルライクな空間を好む方
逆に、吹き抜けをおすすめしにくいケース
・冷暖房コストを最小限にしたい方(ただし断熱強化でカバー可)
・音のプライバシーを重視したい方
・高所の掃除・メンテがどうしても苦手な方
後悔しないための3つの工夫
① 性能をケチらない
断熱性・気密性・サッシ・窓の配置。すべて“吹き抜けありき”で設計。
② 照明と風の流れを設計に入れる
昼は自然光、夜は間接照明で。シーリングファンで空気を循環させて快適に。
③ “こもり”空間とのバランスを取る
ワークスペースや寝室は、閉じた空間も確保することでメリハリある暮らしに。
施工事例で見る、暮らしにフィットする吹き抜け
・リビング階段と吹き抜けを組み合わせた開放感あるLDK
・吹き抜け上にワークスペースを配置した“つながる”間取り
・あえて光を落として、心が整う“静かな吹き抜け”をデザイン
まとめ|吹き抜けは、“つながる”家の設計キー
吹き抜けは、見た目の美しさだけでなく
家族の気配・光・風・空気感を“ひらく”ための設計要素です。
しっかりとデメリットにも目を向け、
「自分たちらしい家づくり」に落とし込むことで、後悔のない選択になります。
気になる方は、施工事例や間取りプランを見ながら、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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