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小上がり?フラット?  わが家に合う「畳スペース」の選び方

2025.08.18

小上がり?フラット? わが家に合う「畳スペース」の選び方

畳のある暮らしって、やっぱり落ち着きますよね。
和室は昔から人気のある間取りのひとつで、いまでも新築やリフォームの際に「リビングの一角に畳を取り入れたい」とご相談をいただきます。

ただ、いざ取り入れようとすると悩むのが…
👉 「小上がり和室」にするか、
👉 「フラットな畳リビング」にするか。

どちらにも魅力があり、暮らし方によって向き・不向きがあるのです。

和室画像2

 


 

小上がり和室の魅力とおすすめタイプ

「小上がり和室」とは、床から数十センチ高く設けた畳スペースのこと。
この段差があることで、暮らしに“ちょっと便利な工夫”が生まれます。

ベンチのように腰掛けられる
リビングで過ごす家族と同じ目線で座れるので、自然と会話も弾みます。

床下に収納をつくれる
布団や季節用品、お子さまのおもちゃなどをしまえる大容量収納は、小上がりの大きな魅力。

空間にメリハリが出る
段差によってリビングと切り替わり、インテリア的にもアクセントになります。

小上がり和室が向いている人

収納不足を感じている

家族や友人が腰掛けられる場をつくりたい

空間におしゃれな変化を加えたい

小上がり


 

フラット畳リビングの魅力とおすすめタイプ

一方で「フラットな畳スペース」は、リビングと床の高さをそろえるスタイル。
段差がないぶん、日常生活にやさしい工夫が詰まっています。

小さなお子さまや高齢の方も安心
段差がないのでつまずきにくく、安全性が高いです。掃除もしやすく、ロボット掃除機も使いやすいのがメリット。

空間が広く感じられる
リビングとひと続きになり、開放感がアップ。

シンプルですっきり
余計な段差がないため、暮らしやすさと落ち着きが感じられます。

フラット畳リビングが向いている人

子育て世帯やご高齢の方と同居している

LDKの一体感を重視したい

段差のないシンプルな暮らしを望む

和室画像3

 

 


 

リフォームで畳スペースをつくるときの注意点

「新築」なら自由に設計できますが、リフォームで小上がり和室やフラット畳をつくる場合は次の点に注意しましょう。

天井高とのバランス
小上がりを設けると天井が低くなり、圧迫感が出る場合があります。

段差の安全性
小上がりは便利ですが、段差が増える分つまずきやすくなることも。高さを工夫して安全性を確保しましょう。

床下収納の可否
既存の構造によっては収納を組み込めない場合もあります。リフォーム前に専門家に確認を。

動線の妨げにならないか
隣の部屋や掃き出し窓の前に小上がりをつくると、出入りがしづらくなることがあります。暮らしの流れに沿った配置が大切です。

小上がり2

 

 

まとめ

外観画像

小上がり和室は「収納+腰掛け+アクセント」が欲しい人向け。

フラット畳リビングは「安全+一体感+シンプルさ」を重視する人向け。

どちらが正解というわけではなく、暮らし方やご家族の状況に合わせて選ぶことが大切です。

「かっこいい家にしたい」
「暮らしやすい家にしたい」
その想いを、千種建築が丁寧にカタチにします。

 

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